大学生の大麻騒動はただの反抗期。
この「大麻は外国では合法」というのはほんとうなのか。じつは、世界中を見わたしても、大麻の所持や使用、売買が全面的に合法な国などほとんどない。でもオランダでは堂々と大麻を売ってるじゃん…というひとには、そのオランダを例に説明しよう。
たしかに、オランダには首都アムステルダムだけでも大麻を売るコーヒーショップが数百店舗あり、簡単に大麻が買えて使用することができる。とはいえ、大麻が合法というわけじゃなく、合法化される予定もない。オランダ政府はたんに、個人による常識の範囲内の所持や販売を黙認、つまり見て見ぬふりをしているにすぎないのである。
ほら、そこの君。ちゃんと読んだ方が良いよ。
先進国で全面的に合法な国なんてないんだから。あ、医療目的は別よ。
合法にすべきだという人はタバコより依存度が低いから大丈夫と言うけど、同じように煙を吸うわけだ。他人にも迷惑かけるし、自分も肺ガンのリスクがあるわけで。
結局の所、非合法であることに越したことはないと思うのだよね。
ただ麻は利用価値が高いのは事実。品種改良を進めて、資源としてしか利用できない麻を作る努力は必要だと思うよ。そのための法整備もね。
おいらは資源としての麻と大麻としての麻を混同して語る人は大嫌いだ。それではいつまでたっても話が先に進まないから、まったく。
そうそう。雑貨屋なんかでみかける黄色と緑と赤からなる麻のシンボル。
ザ・勘違いのシンボル。
「アナーキーに憧れてます!」
まるだし。それってもうアナーキーじゃないんだけどね。
アナーキーと大麻の関係は、ぺーぺーの苦労知らず大学生にはかっこよく映るんだろうなぁ。
実際のところ、テレビでは”大麻汚染!”なんて取り上げ方をしてたけど、ただの遅く来た反抗期が変なところに流れて行っちゃっただけなんだと思うんだよね。
大学生になってさ。”支配からの卒業”的な感覚に陥ったりなんかしてさ。サークルなんかもマジメなところに入るのはかっこわるいなんて思っちゃったりしてさ。わっけわかんないのに入って連んでさ。そういうのの集まりだから、自然発生的にどこからともなく大麻が現れちゃったりしてさ。なんか漫画みたいな生活でカッコイイじゃん俺、みたいな。
んで、お縄。
……。
大学生の大麻騒動には納得してしまったりする大学院生なのでした。

